【気づき】ミニマリストの素直になる方法

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みなさん、親や先輩などに【素直になれよ】とか言われ、どうすれば素直になれるかを考えたことがある方はいませんか?ここでは、ミニマリストの僕が自分なりに素直になる2つの方法を紹介します。

 

 

1.脳に新しい情報を入れるメモリ領域を空けること

まずは、素直になる=他人の意見を受け入れること が必要です。そのためには、情報を受け取る脳のメモリ領域に空きが無ければいけません。テンパってる状況では、アドバイスをされても受け取るメモリ領域がなければ、左から右に流されてしまいます。脳内メモリの空け方を説明します。

  空間の整理

人間は、環境に影響を受ける生物です。部屋の中が散らかっていると、そこに意識が取られてしまい集中がし辛くなります。

そこで自分の身の回り、例えば机の上や財布の中身、鞄の中、冷蔵庫の中などの目に見える空間を徹底的に整理することで、無駄な集中力を取られなくなり、本来やるべきことに集中することが出来るようになります。

全ては、この空間の整理から始まります。

まずは、自分の財布の中身の整理からやると挫折しにくいと思います。

  情報の整理(目に見えない空間の整理)

次に情報の整理について説明します。主にパソコンの中に入っているデータ、スマホの画像等がこの部分になります。普段は目につきにくい部分、例えば机の中や、開かずの間になっている部屋・押し入れも含まれます。
空間の整理が大まかに完了すると、物質としての体積は、ほとんどありませんがパソコンやスマホの中、見えていない空間において整理されていないと気になってきます。そこで取捨選択を行い、体系づけることを行います。

 この情報の整理は、緊急度が低いため空間の整理より難易度が高く、挫折する方が多いと思いますが、一気に整理するのではなく、1日で棚の引き出し1か所くらいの気持ちで作業すると良いです。しだいに一気に整理したくなる瞬間があるはずです。

見えない部分の体系化することで作業効率が段違いに向上します。 

  思考の整理

身の回りの整理をし尽くし、パソコン、スマホの中身を整理し尽くすと、今度は自分の脳内の思考の整理をする余裕が出てきます。パソコンのデータを体系化する要領で自分のやりたい事を体系化することで、少しずつですが確実に、それらを実践させることが出来ます。この段階でかなりの脳内メモリに空きがあるはずです。

 

僕は、この段階になって初めて手帳でスケジュール管理、家計の管理を行うことができるようになりました。

 

2.自己肯定感を一定量満たすこと

これが非常に難しいことなんですが、素直になるために必要な他人の意見を受け入れるためには、自己肯定感を一定量満たさなければ受け入れられません。

自分の心の中にバケツがあると考えて、そのバケツは誰かに認められたり褒められると水がたまり、怒られたり否定されると水が減るとします。日々の生活で水量は変化しますが、そのバケツから溢れた水の分だけ他人の意見を受け入れられる状態になります。

しかし、このバケツの底には穴が開いていて、何もしないと水が漏れて減ってしまいます。仕事で失敗したり、上司などに怒られれば水位は減りますので、常に水を注ぎ続けなければなりません。

社会人になると、認められることや褒められるよりも怒られることが多くなり、バケツの水は減りやすいですが、例え家族や職場の上司、周囲の人から認めてもらなかった場合でも、出来ることがあって、それは自分で自分を認めることで自己肯定感を上げることです。自分で自分をほめること、小さくても良いから成功体験を重ねて、バケツの水を自分で溢れさせることが大事です。

 

3.まとめ

この2点を実践出来れば、素直になり、周囲の人間から【あいつ、なんか変わってきたな】と良い評価がなされると思います。自分も社会人7年目でマキシマリスト+自己肯定感が低すぎる状況で、色々な先輩から貴重なアドバイスを頂いても、自分には吸収できず少しも役立ることが出来ませんでした。

しかし数年前にミニマリズムに出会い実践し、しかも部下を褒めて伸ばす上司とも出会い、自己肯定感を高めることが出来まして、素直に他人の意見を受け入れることが出来るようになりました。

 

まずは、どこからでもいいから掃除をし、自分で自分を褒め続けてみましょう。バケツの水が溢れた瞬間、急に必ず素直な自分になれると思います。ここで注意してほしいのが人によってバケツの大きさも、溜まっている水の量も、空いている穴の大きさも違うということです。ゆえに必ずバケツの水が溢れると信じること、それがコツです。