【気づき】ロボット掃除機が2台あっても、自分で床拭き掃除をする理由

我が家の家事労働を合理化するため、乾燥機付き洗濯機や食洗器を導入しています。部屋の掃除は、ロボット掃除機2台で省力化しています。

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ロボット掃除機だからと侮ることなかれで、かなりキレイにしてくれます。何よりも文句も言わずにいつでも掃除をしてくれます。

もちろん、ロボット掃除機では人間が掃除するよりもキレイにはなりませんので、2日に1回は自分で床拭きを行っています。

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床拭き掃除を自分で行うのは機械で出来ない部分をカバーしているつもりでしたが、どうやら違う気がしています。もしロボット掃除機が完璧に床掃除が出来たとしても、自分での床拭き掃除は続けるんじゃないかと思います。

本当であれば床掃除分のリソースを別の何かに充てれば生産効率はより上がるんですが、、、。

 

 

話はかわりますが、数年前に禅系仏教の曹洞宗の総本山永平寺に行ったとき、数百年間、雲水さん(修行僧)が水拭きだけで磨き上げた本堂の廊下の床をみた時の感動が忘れられません。

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ワックスをかけたかのように、自分の顔が反射して写るくらいピカピカに洗剤を使わず、雑巾と水と磨き続けた膨大な人の労力だけで仕上がった状況に感動しました。

まさに曹洞宗の【祈ることよりも掃除の方が大切】という思想が顕現したと思いました。

その時の感動を再現する意味でも我が家の床拭き掃除を自分で行うことは続けると思います。僕にとって、自分で拭きあげた床は、リソースをかけるだけの価値が十分にあるものです。

 

あれやこれやとすることを増やしたマキシマリストの時より、やることを減らしたミニマリストの時の方が、自分の好きなことがわかってきたと思います。