【生活の知恵】本が捨てられない方は、電子化すれば捨てられる
捨活をする上で大部分を占める本ですが、ためらいもなく捨てることが出来ない方ってかなりの数がいるんじゃないかと思います。僕もミニマリストを自称していますが、そのまま本を捨てることが出来ず、古本で売り飛ばすこともちょっと嫌で、いつか読み直したくなるかもしれないし、資料として使いたくなるかもしれないしと考えると捨活に支障が出ていましたが、本の電子化(自炊)という方法を行うことで、ガシガシ本を捨てることが出来るようになりました。
本が捨てることが出来なくて困っている方に、本の電子化の方法をざっくりですが紹介します。手間とコストを考えて、読んだら古本で売り、読みたくなったら古本で買い直す方がコスパが良いかもしれませんので参考までに読んでみてください。
本の電子化に必要なモノ
①パソコン ②スキャナー ③裁断機
上記の3点が必要になります。
書籍を保存し閲覧するために①パソコンが必要です。10年以内程度の機種であれば何でも良いと思います。スペックが低くても取り込みにはほとんど問題はないです。
次に本のページを読み込むために②スキャナーが必要になります。普通のスキャナーではなく書類専用のスキャナーになります。代表的なモノが、富士通のスキャンスナップになります。僕は下記の機種を使用しています。
最近だとブルートゥース内蔵の最新機種があるようです。
価格は5万円くらいと正直安くないです。
そして最後に本をばらす時に③裁断機が必要になります。僕が使用しているモノは下記になります。カール事務器の裁断機になります。
価格は5千円程度になります。また30冊くらいで裁断の刃が切れにくくなるので、予備の刃を一緒に購入することをおススメします。
上記のモノが揃ったら早速、本の電子化を行います。まずは本の解体を行います。
解体の手順は3工程、①カバーを外す、②本を20Pくらいづつに千切る、③裁断機でカットし紙の束にするになります。
①カバーを外す
②本を20Pづつ引きちぎる
20Pづつくらい引きちぎると最後の方に背表紙の糊付けした部分が残ります。
この部分は裁断時に取り除くのでとりあえずそのままで大丈夫です。
15冊くらい引きちぎりました。千切る作業も結構時間がかかります。20冊で1時間くらいかかります。
③裁断機でカットし紙の束にする
裁断機で表紙カバーを切り出します。
僕は本を買うとすぐに表紙を捨てることが多いので、やらないことの方が多いです。
それぞれの背表紙側をカットします。
マンガだとギリギリまで残そうとすると糊が付いている部分が残ってしまい読み込み時のつまりになるので注意してください。
紙の束になりました。ここからスキャナーで読み込みます。
③スキャナーで読み込む
パソコンとスキャナーを接続し読み込みます。重ねて両面を連続で読み込みます。本一冊で5分程度時間がかかります。
パソコンで読み込んだあとは、パソコンやタブレット上で閲覧します。
Ipadmini4にデータを移して持ち運ぶ場合が多いですが、実際は電子化して読み直すことはほとんど無いです。
僕は読みながら蛍光ペンでアンダーバーを入れることが多いので2回目、3回目読み直す時にはラインを引いたところだけを流し読みをし直しています。2回目以降に内容を思い出すのに時短で非常に便利です。
あと旅行先で【るるぶ】を読むのに事前登録していれば大活躍します。
機材を購入するにはお金がかかるので、セットレンタルがあるらしいのでそちらを試して利用してみてもいいと思います。
普通のスキャンのように1ページづつではないので時間はかかりませんが、一連の工程で10分以上はかかりますので100冊以上ある方は、自炊業者に一括発注でも良いかもしれません。